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ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

【幼稚園】一学期最後の日

メリークリスマス!

長男が通っている幼稚園は先日金曜日がクリスマス休暇前最終日、要は一学期の最終日でした。日本では終業式が行われると思うのですが、我が子の幼稚園での1日を振り返りたいと思います。

朝からプレゼント祭

先生へのプレゼント

前回↑の記事にてお伝えしたように、朝から園児とその親が各先生にプレゼントを持って園庭で大騒ぎ!本当にお祭り状態でした。いつもは教室の中で始業を待つ先生方もこの日はここぞとばかりに開門と同時に園庭で園児を待ち受け、次々とプレゼントを受け取っていきます。

開門後数分で先生方は両手がいっぱい!何度も教室に戻り、プレゼントを置いては新しいものを受け取り大騒ぎでした。

ちなみにみんな大きな箱に入ったプレゼントやワインを渡しており、封筒にクリスマスカードとスタバのギフト券を入れたものを渡しただけの我が家はあまりにも見栄えがしなくて…!ちょっと申し訳ない気持ちでした。

というか、一番人気のプレゼントはギフトカードじゃなかったの?!みんなその大きな箱に何のプレゼントが入っているの?!と私はオドオド。まさかプレゼント+ギフトカードだったのでしょうか。来年のために要リサーチです。どうやら年度末にTeacher Appreciation Week(先生感謝週間)というのがあるようなので、そこでも恐らくプレゼントを渡すことになると思います。うーん、正直大変!

クラスに配るプチギフト

こちらではお誕生日の時などにクラス全員にお菓子や小物を入れたプチギフト(Goodie Bag)を配る習慣があるのですが、この登園最終日にもクラス全員分を持参して配っているご家庭の多いこと多いこと…。まさかクリスマス前にも配る習慣があると知らなかった私はもちろんクラスメイト用には何も持参しておらず。

先生へのプレゼントは小さいし(ギフトカードの金額はそれなりですが!)、クラスメイトに配る用のものは持ってきていないし、私はもうなんだか消えていなくなりたいというか、一週間くらい前からやり直したい気持ちでした(笑)

ちなみにプチギフトの中身はお菓子、クリスマスオーナメント、文房具、子供からのメッセージカード等でした。

 

ボランティア

この日はクラスでも様々なイベントが開催されるため、事前に保護者のヘルプを募集していました。普段下の子(同伴不可)がいるためなかなかボランティアできない私も、偶然休みだった夫に預けて参加。

その間クラスで行われたことなどを振り返りたいと思います。

ジンジャーブレッドハウス作り

海外のクリスマスといえば、そう、ジンジャーブレッドハウス作り!この時期になるとスーパーで簡単に作れるセットも売っているし、自宅でイチから作る人もいるし、友達同士のクリスマスパーティーでも、学校でも作ったり。この日は幼稚園でも作ることになっていたので、そのヘルプに行ってきました。

こんな感じ↓

 

親からの寄付を募られた材料:

・グラハムクラッカー

・フロスティング各色(あのアメリカあるあるのピンクや水色の砂糖クリーム!)

・グミ

・m&m

・その他乗せたら可愛いお菓子!

 

まずはグラハムクラッカーをグルーガンで家の形に固定して子供達に一人一個渡し、各自好き放題にフロスティングを塗り、お菓子を乗せて乗せて乗せまくるのを手伝いました。

デザインやフロスティングの色はその子に任せて、私たち保護者は困っている子や難しいところを手伝う程度に留めたのですが…何が面白いって、女子はピンク、男子は水色のフロスティングに一目散に飛び付いたことでした。日本の保育園ではあまりそういった光景が見られなかったのですが、こちらに来てから男女(幼稚園児!)の性差を感じます。我が子も「これは女の子っぽいから嫌だ」などといった発言をよくするようになりました。

デザインもその子の性格が反映されますね。すごく細かくデザインや色合いを考えて大人顔負けのジンジャーブレッドハウスを作り上げる子もいれば、手元のお菓子をほとんど食べてしまって、残り数個を適当にクラッカーに貼り付けて「おしまい!」と遊びに行ってしまう子もいたし。どんな子でも好きにやらせてあげるのがアメリカらしいな〜と思いました。

その他クリスマスアクティビティ

ジンジャーブレッドハウス作り以外にも、電球に絵の具を塗って装飾をつけてトナカイを作ったり、自分たちで小麦粉粘土を作ってクリスマスにちなんだものを作り上げたり、クリスマスらしい遊び方がたくさんできていて親子共に楽しめた1日でした。 

表彰式

学期の最終日ということで、日本のような終業式はないのですが一学期(アメリカの学校は秋スタートのため)で優秀だった子、何かを成し遂げた子などが表彰される朝礼がありました。

なんと我が子はEffort(努力)の分野で表彰されるとのこと!夫婦で表彰式を見届けに行きました。英語が全く話せない状態で数ヶ月前にアメリカに来た我が子も、入園して数ヶ月で英語を話して友達と遊んだり、授業に参加することができるようになりました。その努力を買っていただけたんだな…と思いながら表彰式で名前を呼ばれてスキップして壇上に上がる息子を見ていたらグッとこみ上げて来るものがありました。こみ上げ過ぎて写真を撮るのを忘れるという失態(笑)

来学期も親子で一緒に楽しく頑張ろうね、と話しました。いやぁ、我が子ながらにすごい。母、感動。 

降園

挨拶

降園の時間には夫婦で迎えに行き、先生方にきちんとご挨拶をしてきました。こちらの幼稚園は両親共に積極的に関わって来ることを求めているようで、父親のサポート、送迎、平日のクラスでのボランティアも強く推奨されています。うちはいつも父親が幼稚園に顔を出せるわけではないけれど、年度末くらいは…との思いで行ってきたというわけです。

それにしても、世の中みんなが両親共に揃っているとは限らないのに、結構ハードですよね。幼稚園から求められることが多過ぎて、シングルの親御さんは体力的にも、精神的にもキツイのでは?と心配になります。幼稚園によるのでしょうか…。

工作持ち帰り

一学期の工作が全て返ってきたのですが、その中には親へのプレゼントとして子供の手形を使って作った来年のカレンダーが入っていました。それが本当に可愛くて、センスが良くて、立派に仕上がっていて!そんなサプライズのクリスマスプレゼントにほっこりしたのであります。

 

そんなこんなで、これから幼稚園は約2週間の冬休みに入ります。冬休み中もアメリカならではの体験をさせてあげられたらなぁ、と思っています。

メリークリスマス!