Eat, Laugh, Love... a life in LA

ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

【前編】虫嫌いなビビり主婦 vs. アメリカの虫 〜アメリカには虫が多い?〜

こんにちは。

 

元々虫嫌いな私。

実家が郊外の一軒家で、ありとあらゆる虫が出るのを目の当たりにして育っているからこそ、結婚後「一軒家に住みたい」と言う夫を説得してマンションに住みました。とにかく、虫は嫌だ。

アメリカで賃貸アパートを探す時も、1階は虫が…虫がいそう…とブツブツ呟いて震えたほど。セキュリティや利便性より虫が気になるってよっぽど?(まぁ結果上階に住んで、お風呂溢れさせて下の階に多大なご迷惑をおかけしたのですが…。)

参照↓

【前編】お風呂のお湯を溢れさせちゃった! 〜アメリカのお風呂事情〜 - Eat, Laugh, Love... a life in LA

【後編】お風呂のお湯を溢れさせちゃった! 〜謝ったら負けのアメリカで全力で謝罪したらこうなった〜 - Eat, Laugh, Love... a life in LA

 

そんな虫嫌いな私がアメリカの虫たちと闘った(闘っている)話を、またもや前編後編に分けてお届けします。

 

ロサンゼルスと蚊

アメリカはきっと蚊が多いはず…!?

さて。

イメージ的に、アメリカの虫って強そうじゃないですか?蚊も大きそうだし普通の虫除けスプレーじゃ効かなさそう。

渡米前、ドラッグストア勤務の友人に相談しながら様々な虫対策グッズを買い込んで来ました。

・ 家の中用蚊除けグッズ

・ ベビーカーにつける蚊除けグッズ

・ 虫除けスプレー

・ 玄関とベランダに下げるタイプの虫除け

・ 虫刺され薬(大人用&子供用)

・ 虫刺されパッチ

・ 虫除けパッチ

 

他にも何かあったかも。

とにかく色々買い込んで来ました。特に蚊除け。

だって夏といえば蚊!カリフォルニアといえば年中夏みたいなものでしょ?私の天敵は蚊!!アメリカの強い蚊に打ち勝つために完全防備で渡米するわ!

とまだ見ぬアメリカの蚊に対してメラメラと闘争心を抱きながら遥々海を渡ってきたのです。

 

武装グッズのほんの一部↓

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…そしてロサンゼルスに住んで数ヶ月…

お気付きでしょうか。上記の品々が未開封であることに。

そう。いなかったのです。

ロサンゼルスに蚊はいなかったのです…!

 

ロサンゼルスには蚊がいない?

いや、正確には蚊が存在しないわけではないと思います。スーパーやドラッグストアには蚊除け商品が売られているし…。でも、蚊がいない。夏になると日本では私も子供も誰も彼も1日何ヶ所も刺されていたのに、ロサンゼルスに来て早数ヶ月、誰も1ヶ所足りとも刺されていません。蚊の姿を見てもいない。

なぜ?

そう、なぜなら、カリフォルニアは非常に乾燥しているのです。海岸沿い以外は砂漠気候の地域も多く、真夏でも顔がパサパサに乾燥するくらい(あぁシワが増える…)。そして雨もめったに降らないため深刻な水不足問題を抱えています。

だからでしょうか、湿気の多い日本と違って蚊がいないのは。ちなみにGもほぼいません。我が家は古いアパートなのに一度も見ていません。蚊やらGやらがいなくて嬉しいような、大量の蚊除けグッズが日の目を見ることなく虚しいような。

(Gがほぼいない、と書いたのは、なんとディズニーのレストランで特大サイズのを見てしまったから…涙 でもそれ以外では見たことがない。)

 

だがしかし、虫がいないわけではない

そうなのです。蚊がいないだけであり、当然他の虫はいます。以下、虫嫌いなビビり主婦(私)と、アメリカのしぶとい虫たちの奮闘記【前編】です。

 

我が家に出た虫たち

出現頻度 第4位:カナブン

そう、まさかのカナブンが多いこと多いこと。

大きくて、ギラギラしていて、何よりもあの大きな羽音!こうして文字で説明を書いているだけで鳥肌になるレベルで嫌です。嫌悪感MAX。そいつが、大きな体と大きな羽をブンブンバタバタ家の中に現れてあっちにもこっちにもぶつかって来た時は失神しそうになりました。叫んで逃げて夫に呆れられました…。

どうやら奴らは目が見えないらしいですね?だからガンガンぶつかってくるし、窓を開けても出て行けない。私にとってはホラーです。

撃退方法は、ありません。あんな大きいのを潰すなんてことは当然できないし、もう私ができることと言えば窓を開けて布団をかぶって震えるくらいです。(そしてその間に他の虫が入ってくるという。笑)

 

そしてなんと、今このブログを書いている瞬間にも目の前の窓にカナブンがぶつかってきました。もう勘弁して…。

 

出現頻度 第3位:ハエ

これは、まぁ、日本の普通の家やマンションでも窓を開けていると入ってくることがありますよね。でもその数が日本より多い気がします。しかも、奴らは素早いためティッシュで捕まえられるようなものではないし、蚊のように両手で「パーーーン!」なんて叩けない。

そこでハエたたきなるものを購入して活用しています。笑

勢いよく叩いて落としたのはいいものの、その後処理にも戸惑うのが虫嫌いの困ったところですね。

 

出現頻度 第2位:蜘蛛

信じられない程多いです。蜘蛛。サイズも大中小、足も太中細、長さも長中短。ありとあらゆるサイズ感で家の中に現れます。

蜘蛛は蚊を食べてくれるからいいだとか(え?まさかだから蚊がいないの?)、朝の蜘蛛は家を守ってくれるから殺してはいけないだとかって言いますよね。私だってできれば虫を退治したりしたくはありません。虫だって命あるもの、とわかっています。せめて逃がしてあげたい。でもティッシュ越しでも触りたくないし。それをどこに逃したり捨てたりすれば良いのかもわからないし。退治したとして虫の死骸が入ったままのゴミ箱すら嫌だ。

でも、うちにはハイハイで家中を駆け回る赤ちゃんがいて、その好奇心旺盛な子が床にいる虫を触ってしまうんですよね。実際アメリカに来てから何度も床を這う虫をつまんで遊んでいるのを目撃したことがあり。もう、キャーーーー!ですよ。興味あるものは何でも口に入れてしまうこのお年頃、危険です。

だから、我が子を守るためにもティッシュでゴメンナサイしています。

 

出現頻度 第1位:蟻(アリ)

そして、栄えある出現頻度第1位は…!!!

 

そう!蟻!

この蟻との闘いはそれはそれは壮絶(当社調べ)だったので、次回【後編】へと続かせてください。