Eat, Laugh, Love... a life in LA

ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

アメリカの賞味期限が長すぎる! 〜基本的に匂いを嗅いで判断するもの?!〜

こんにちは。

アメリカからも日本のニュースを追っていて、胸が締め付けられる思いです。台風に北海道の地震…他にも、今年は自然の恐ろしさを実感するような現象が次々と起きていますね。どうかこれ以上被害が広がりませんように。

 


 

今日は、渡米後初めてスーパーに行って即気付いたことについて。

あれ?何だか食品の賞味期限・消費期限が異様に長い?

牛乳の消費期限が2ヶ月後ってどういうこと?

長すぎる賞味期限が気になる!

 

賞味期限が長すぎる

スーパーで食料品を買う時、私は必ず賞味期限をチェックします。日本の主婦の方なら大抵無意識に確認して、「賞味期限内に使い切れるかな…」などと計算しながら買い物をするのではないでしょうか?

その感覚でアメリカのスーパーで食品を手に取りました。すると

 

食パン:2週間後

ひき肉:1週間後

魚:10日後

豆腐:1ヶ月後

卵:1ヶ月後

ヨーグルト:1ヶ月後

牛乳:2ヶ月後?!?!?!

 

え?え??一体どうなってるの?

非常に困惑しました。

アメリカ人が適当なの?日本人が神経質すぎるの?それとも…まさか…本当にそんなに期限をもたせるために大量の保存料を使っているのでは…(ゴクリ

日本では添加物や保存料等をあまり気にかけなかった私でも、かなり躊躇してしまいます。

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オーガニック系の賞味期限は少し短い?

Whole Foods, Trader Joe's, Sprouts等オーガニック系商品を多く扱うスーパーに行ってみると保存料が使われていない食品が多いのですが、それらの賞味期限は比較的短いです。それでも日本よりは長いものが多いけれど、さすがに牛乳2ヶ月とかはない。せいぜい10日〜2週間くらい。そんなものですよね…普通…。それに気付いてから異様に賞味期限が長い食品の保存料が恐ろしくなり、生鮮品はなるべくオーガニック系スーパーで買うようにしています。(もちろんそうでないものを買うこともありますが)

 

オーガニック系スーパーの落とし穴?

先日某有名オーガニック系スーパーで食パンを買いました。賞味期限内のある朝、それを子供に食べさせようと袋から取り出したら…!半面緑色!ヒーーーー

なんと結構な範囲にカビが生えていたのです。賞味期限内なのに!日本では見ない光景ですよね。

後で友人の話を聞いたところによると、保存料が使われていないパンなので、買った翌日でもカビが生えることがあるとのこと。(というか売っているそばから生えていたのかも?)それ以降、オーガニック系スーパーの生ものには結構気をつけて早めに冷凍するようにしています。

 

そもそも賞味期限が信用できない

賞味期限内でもカビたり、賞味期限が長すぎたり。全体的にあまりアメリカの賞味期限を信用できない気がしています。

また、牛乳や豆腐のように尋常じゃなく賞味期限が長い商品。それらは保存料の量も多いのだと思いますが、ロングライフ食品と言って特殊な減菌処理を施して長期間もつようにしているようです。要は保存食のような感じでしょうか?よって味を日本と比べると、お世辞にも美味しいとは言えない感じです(個人的な意見です)。

ロングライフ食品だからと言って本当に記載通りの期限鮮度が保たれるかというと、そうではないらしいのがアメリカンスタイル!これは永住している日本人の方から教えていただいた話ではありますが、賞味期限前でも開栓した途端明らかにおかしな臭いがする牛乳等があるそうです。怖い怖い。

 

アメリカ人は賞味期限を見ない?!

渡米して間もない頃現地の主婦の方々に「アメリカは賞味期限が長くてビックリしたよ」という話をしたところ、

「私は賞味期限なんて見たことないわ」「私も〜」

なんて衝撃的すぎる会話が繰り広げられました。

基本的にみんな匂いを嗅いで判断するそうです。もしくは帰宅したらすぐ使わないものを冷凍庫に放り込む。

えええええー!!

出ました、カルチャーショック再び。

 

己の嗅覚を信じよ

結局、賞味期限が信用できないからか、そもそも細かいことは気にしないお国柄だからなのか、誰も賞味期限を気に留めていないようだし、賞味期限を設ける明確な基準もあやふやな気がしています。

最終的にそれを「食べるか」「食べないか」は自己判断・自己責任となるのが自由の国アメリカなようです。(自由って!)

 

私も今はこんなこと言っていますが、何年かアメリカに住んで日本に帰国したら「日本人は神経質すぎるんだよ〜」なんて言っていたりして…。

 

おまけ 〜賞味期限の種類〜

スーパーでは色んな種類の期限が印字されているのを見かけます。

  1. Best Before〜:「〜までに食べるとベスト(賞味期限)」
  2. Use or Freeze By〜:「〜までに消費か冷凍して下さい(消費期限?)」
  3. Sell By〜:「〜までに売りましょう(店員のための印字)」

個人的に2. は「消費期限日当日に冷凍した食品ってどのくらいもつのよ…?」、3. は「その後何日間は食べて問題ないのさ…?」と色々疑問は尽きませんが、まぁ色々大雑把な国ですよね。適当なのか、誰も気にしないのか、万が一の時に訴訟問題を避けるために明言しないのか、それともそれ全部か。

 

ちなみにもうひとつビックリしたのが日本食スーパー。納豆、焼きそば、ラーメン等殆どの冷蔵品に賞味期限が書かれていないのです。なぜ?と思って永住している方に聞いてみました。その方自身は気にしたことがなかったようなのですが(!)店員さんに聞いてくれたところ、何ともビックリな回答が。

 

「冷凍で工場や日本から輸送されて来ているので、こちらの店頭に並んだ時点で解凍が始まっています。つまり、2日後くらいが賞味期限ですかね〜。でも帰宅後すぐに冷凍庫に入れればもっともちますよ。あとうちの店舗は商品の回転が早いので、古いものはないので大丈夫です。」

 

…って、えええええーーーー!

ちょっと日本から来たばかりの私はどこから突っ込めば良いのかわからないくらいビックリしました。

 

 

実は渡米して数ヶ月経った今、私ももうもはや賞味期限はほとんど見ていません。どうせ長いから。あとは自己判断で早めに使い切っています!

以上、アメリカの賞味期限が長すぎてビックリした件でした。