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ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

アメリカの幼稚園⑦ 〜先生がオシャレすぎる&女であることを忘れないということ〜

こんにちは。

最近いよいよ涼しい日が増えて参りました!日中はまだまだ半袖で大丈夫ですが、朝晩は羽織りものが欲しい。

それにしても幼稚園の送り迎えで毎日同じお母さん達と会うのですが、みんな昨日までタンクトップにショートパンツだと思っていたら翌日いきなりモコモコパーカー着ていたりするんですよ。極端!!それでも足元はビーサンだったり。

少し涼しい朝、モコモコパーカー+ジーンズ+ビーサンのお母さんがいると思えば、隣にはタンクトップ+ショートパンツ+ロングブーツのお母さんがいたり。寒いんだか暑いんだか。ちょっとアメリカ人の体感温度と言うか季節を反映したファッションというか…その感覚にまだまだついていけない私です。

 

さてさて。カリフォルニアの公立小学校付属Transitional Kindergarten(以下TK)シリーズの続編です。

  

Back to School Night、初日、そして通い始めて数日経った頃確信しました。幼稚園の先生がオシャレすぎてびっくりする!ということに。

 

幼稚園の先生がオシャレすぎる

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「幼稚園の先生」の一般的なイメージ?

日本で幼稚園や保育園の先生というとどのような格好をイメージしますか?夏場ならTシャツやポロシャツにジーンズ、足元はスニーカー、エプロンをする園もあったり。アクセサリーはほとんどしていないし、メイクだって薄めか、すっぴんの方が多いイメージ。髪は動きやすいようにまとめられている。とにかく「子供と遊びやすい」「動きやすい」格好であることに重点が置かれているように思えます。

実際の先生のファッション

では、実際に息子の担任の先生がしていて私が驚いたファッションをどうぞ!

・膝上のタイトワンピース + 推定7cmヒールのウェッジソール

・オフショルトップス + ダメージジーンズ + ヒール

・背中ガッツリ空きトップス + 繊細レースの膝上スカート + ヒール

等々…。

そしてサングラス、巻き髪、ジャラジャラアクセサリーは定番アイテム。すごいオシャレさん。推定年齢40歳くらいです。アラフォーの星!

 

我が子の担任が特殊なわけではありません。隣のクラスの先生はいつも膝上のタイトスカート(大体花柄)に8cm以上のヒール、大ぶりのピアス、ハイブランドのハンドバッグ、極め付けには5メートル離れていても香ってくる香水付きです。

 

私は決して先生のこのようなファッションを批判したいのではありません。個人的には、ちゃんと子供達を見ていてくれて先生の役割を果たしてくれるなら、オシャレな先生大歓迎です。(密室で子供達と過ごすのに香水のつけすぎはどうかと思うけど…。)ただ、純粋に、すごいなぁと。しかも絶妙な丈とか素材とか色使いとか、すっごくオシャレなんです。毎朝こっそりファッションチェックしています。

同じ女性として憧れちゃうようなファッションセンスなのですが、幼稚園の先生がそれで動けるの?そのヒールで子供達追いかけられるの?と思いますよね。私も最初はそれを心配しました。ところが、アメリカの幼稚園の仕組みがわかってくると同時にそのような心配は無用だと気付いたのです。

担任はあくまでも教育者

そう、以前も少し書きましたが、幼稚園と言えども担任はあくまでも「教員」「教育者」なのです。だから先生は「授業」を行うだけ。子供達を追いかけたりはしない。だからスカートだってヒールだって問題ないのですね。

じゃあ休み時間の先生・児童はどうしているの?と思ったのですが…どうやら、先生は教員室でコーヒーを飲んだり、本当に「休憩」していて、子供達はボランティアやヘルプの先生方が見守る中園庭で自由に遊んでいるそうです。

ちなみに給食やおやつの時間も担任の先生は別行動とのこと。休憩時間は先生もしっかり休憩を取るのですね。オンオフがきっちりしていて何ともアメリカらしいというか…。

 

アメリカ人は「女であることを忘れない」?

私:「お母さんだから仕方ないよね」

私は子供を産んで自分の見た目に以前ほど気を遣えなくなってしまいました。単純に時間や自分に回せるお金、精神的余裕のなさが主な要因なのですが、正直「手を抜いても『お母さん』だから許されるよね?」と思ってしまっている部分があります。極端に言うと「女捨ててるけどお母さんだから仕方ないよね」です。子供を産んで以来、鏡に映る自分の劣化した姿を見る度に「仕方ない」と言い訳をして生活してきました。

甘えかも知れませんが、日本ではそれで許されるような風潮もありませんか…?(あ、ないですかね…ゴメンなさい)

住んでいる地域や環境にもよるかも知れませんが、逆に児童館や公園にバッチリメイク、盛り盛りの髪の毛、こってりネイルで行くと浮いたり。またお年寄り世代からも、一部男性からも、母親たるもの育児に専念できる格好をせよと言う無言の圧力を感じたことがあるのは私だけではないと思います。

アメリカ人女性:「永遠に女である」

現地の方に聞いてみたところ、アメリカの女性は「女であることを忘れない!」とのこと。母になったから、幼稚園の先生だから、とのような理由でオシャレの手を抜いたりはしないのだそうです。そして夫やパートナーがそれをきちんとサポートしてあげる。

息子の担任の先生を見て「なるほど…」とうなると同時に、鏡に映る自分の姿から目をそらしたい気持ちになるのでした。

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↑ "It's not how good you are, it's how good you want to be." …しびれる!!

 

私も…頑張れる…かな?どうかな…。まずはダイエットから…明日から…。笑

 

以上、幼稚園の先生がオシャレすぎてビックリした話でした。

次回は幼稚園の「授業」やShow and Tellについてお伝えしたいと思います。