Eat, Laugh, Love... a life in LA

ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

【後編】初めてのハロウィンを終えて 〜実際にどう過ごしたか〜

こんにちは。

Thousand Oaksの銃乱射事件、山火事など、怖い事件や災害がありましたね。日本でも「ロサンゼルスで」と報道されているようで友人から何件も問い合わせを受けました。

私達家族が住んでいるのは比較的安全と言われている地域なのですが、それでもやはりここはアメリカ。以前近くで銃撃事件もあったし、尋常じゃない数のパトカーが容疑者を囲んで銃を突きつけている場面も目の当たりにしたし、やはり日本とは違います。引き続き気を引き締めつつ…平和に暮らせることを祈って過ごしていきたいものです。

 

さてさて。そうこうしているうちにあっという間に11月も半ば!今更ハロウィンについて語っている場合ではありませんが、せっかくなので自分の記録のためにも書き残しておこうと思います。

 

前編はこちらから↓


こちら、後編ではアメリカで初めて過ごすハロウィン、私たちが実際にどのように過ごしたかをご紹介したいと思います。

 

衣装について

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衣装選び

アメリカにはそれはそれはもう膨大な種類のハロウィン衣装があり、面白いし可愛いしインパクトが強いものが多いのではっきり言って選びきれません。ただ長男の場合幼稚園のハロウィン衣装はテーマが決められていたため、それに沿った衣装にする必要がありました。

まずは、何に扮するかを決めるためにお店巡り。アメリカではハロウィンの衣装に対する気合の入れ方が尋常じゃないので、衣装取扱店も本当に多いです。

私たちが下見した既成の衣装が売っているお店は以下の通り:

スーパー系

・Target

・Walmart

パーティーグッズ系

・Party City

・ハロウィン衣装専門店(年中営業している店もあれば、ポップアップストアも)

一般的な衣類店

・H&M

・Carter's

その他

・Amazon

・知り合いにお古を借りられないか聞きまくった

 

10月に入ってから連日上記のような店舗を行ったり来たり。いやぁ、正直疲れました。でもなんと息子氏が納得いく衣装が見つけられず。というかそもそも何に扮するかも決められず。

結局後日ネットで色々調べながらとあるキャラクターに扮することが決まったのですが、なんとそのキャラクターの既成衣装がない!どんなに検索しても、ありとあらゆるお店を見ても、誰に聞いても、なかったのです。

でも、息子はどうしてもそのキャラになりたいと言って聞かないし…。

 

そこで私は決意。よし、売っていないなら作れば良し!

ということで始まりました。この世で一番苦手なことはお裁縫かも知れないポンコツ主婦(私)によるハロウィン衣装製作計画です。

衣装作り

実際何になったかをお伝えできず申し訳ないのですが、一般店で売っている洋服と、あとは手芸洋品店で買った材料などを縫い合わせたり小物を手縫いで作ったりしてなんとか完成させました。

せめてミシンがあれば楽だったのかとは思いますが、あまりにもお裁縫が苦手&嫌い過ぎて(洋服のボタンが取れたら洋服ごと捨てたいレベル)今まで避けて通ってきたのでミシンも持っていません。

ちなみに材料はほとんどMichaelsで揃えました。可愛い。便利。おすすめです。

 

仕上がりはというと、お裁縫が得意な方から見たらサイテーなレベルです。でも既製品では揃わないキャラクターの衣装が作れたし、オリジナリティあるし、何より息子は大喜びだったし、個人的には合格レベルです!笑

 

ハロウィンパーティー

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今年は合計5つのハロウィンパーティーに参加しました。友人宅で開催されたもの、習い事主催のもの、自治体が主催しているもの、そして幼稚園のもの等です。

それぞれに仮装して参加し、ゲームをしたり、あまーーーーーいアメリカのチョコやキャンディーを山ほどもらったり、パレードをしたり。とにかく子供達にとっては楽しくて楽しくてたまらない、そんなイベントだったように思えます。

親の役目

それらのパーティーでの親の役目ですが、自治体主催のもの以外では親がおやつを持ち寄りました。Trick or Treat用だったり、部屋の片隅に置いておいて自由につまむようだったり…。

普段はチョコなどを禁止されている子もハロウィンばかりは食べることが許されていたりと、みんなこれでもかというほど甘いお菓子を持ち寄り、これでもか!!というほど食べました。親も子も血糖値上がりまくり。

幼稚園でのハロウィン

幼稚園では付属小学校含め全員が校内をパレードして回るイベントがあり、その後各クラスでHalloween Breakfastが開催されました。

このBreakfastですが、事前にセッティング・片付け・手芸ブースの運営をするボランティアが募られ、その他にも保護者が手分けしてジュース・牛乳・水・マフィン・ドーナツ・ベーコン・ハム・じゃがいも料理・卵料理・フルーツ盛り合わせ・ペーパーナプキン・紙皿・フォークなどを持ち寄るよう指示がありました。

なるべく幼稚園の様子を見ておきたかった私は(しかも暇人だし)セッティング・片付け・ジュース・フルーツ盛り合わせ持参係に立候補。他のお母さんたちも複数の役割を掛け持ちしている方がほとんどで、アメリカ人の奉仕の精神の強さを感じました。

Breakfast会場ではセッティングをした後子供達に朝食をサーブする手伝いをし、みんなを見守り、片付け、その後ハロウィン関係のゲームをするのを見学したりしていました。

ここで印象的だったのが、みんな奉仕の精神があるからこそ立候補して当日ヘルプに来ているのだと思うのですが、事前に申し込んだ自分の役割以外はやろうとしないこと!

例えば今回の場合、セッティング・片付けは各4人の保護者が募集され、申し込んだのですが、当日その4人では大変だったにも拘らず他の役割の保護者(ドーナツ持参係等)は全く手伝おうともせずに腕組みして見ていただけなこと…。ちょっとびっくりしました。自分の役割は果たすけれど、他の人の領域には踏み込まないということでしょうか…。

日本だったら「何かお手伝いできることはありますか?」とか聞いたり、その場にいたら手伝う気がするのですが…。でも会社でも日本では自分が上がる前に周囲の様子を聞いて手伝えるなら手伝ってから帰る風潮がありますが、アメリカでは人に自分の仕事を手伝われるのを嫌がるし、互いの領域に踏み込まないと聞くので…。そういうこと?!うーん。また、ひとつ面白い発見でした。

当日のハロウィンイベント

幼稚園から帰宅すると地域で開催されていたハロウィンイベントへ。そこでも散々Trick or Treatし、バケツに山盛りお菓子をもらいまくり、さてもう疲れたから帰ろう…としていたら息子のクラスの子に遭遇。その子がこれから仮装大会に出ると聞いて、自分もやる気満々な息子。飛び入り参加を決めました。

参加者も結構いるし、他の参加者はアメリカ本場の超絶本格的なコスチュームの子ばかりだったので正直ほとんど期待せずに見ていたら…息子、なんと3等賞。えー!ビックリ。賞品を片手にドヤ顔で戻ってきて、「早く来年のハロウィンやりたい」と話す息子でした。

衣装の評判

息子が選んだ某キャラクターは結構メジャーなキャラクターだと思うのですが、こんなに衣装が豊富なアメリカでも何故か既成の衣装がありませんでした。そのせいか参加した5つのハロウィンパーティーでも、街中でも、同じキャラクターに扮していた人は誰一人見ませんでした。だからか道を歩くとありとあらゆる人から「見て!○○がいる!」と言われるし、褒められることもものすごく多くて。息子は鼻高々、そして「この衣装手作りだよね?」と言われる度にちょっと誇らしい母でした。(単純)

 

Trick or Treat

今回私たちが外でTrick or Treatしてお菓子をいただく機会はたくさんあったのですが、残念ながら我が家にTrick or Treatしにきた子は一人もいませんでした!

オートロックのアパートに住んでいるので外から人が来ないのはわかっていたのですが、もしかして同じアパートの子が来るかな?と一応玄関先に地味な飾りを置いてお菓子も若干用意していたのですが、訪問者ゼロ。(実際には同じアパートのお友達が夕方来てくれていたようなのですがその時我々は不在…)ちょっぴり残念でした。来年はうちから配る用のお菓子は用意しておかなくて良さそう。

 

以上、我が家が実際に過ごしたハロウィンについてでした。

もうすぐ感謝祭だというのにハロウィンについて書いている私…。書きたいことは山ほどあるのに追いつきません!