Eat, Laugh, Love... a life in LA

ロサンゼルスからお送りするドタバタ滞在記

【前編】初めてのハロウィンを終えて 〜そもそもハロウィンって何?〜

こんにちは。

パソコンが壊れたり、ハロウィンがあったり…なかなか更新ができずにいました。

(まぁ超自己満足のブログで誰が更新を待っているというわけでもないのですが、)え?ハロウィンがあることが更新遅れの言い訳になるの?と思いますよね。なるんですなるんですそれが。アメリカで初めて迎えた本物のハロウィン、それはそれはバタバタしていたので記録として残しておきたいと思います。

 

長くなるので前編、後編に分け、前編はハロウィンの意味について触れます。

 

そもそもハロウィンって何?

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日本でもここ何年かハロウィンが定番化していて、子連れイベントでもハロウィンパーティーはあるし、大人も仮装(というかコスプレ?)して渋谷や六本木で大騒ぎしてますよね。でも本来ハロウィンって何でしょう?

現地の方々に「ところでハロウィンって何のお祭りか知ってる?」と聞かれ、答えられたこともあれば新たに教えていただいたこともあり…。でも知っていた方が確実に面白い!

本来のハロウィンが何のお祭りだったか、そして現在のアメリカのハロウィンではどのようなことが行われているかを、現地の方に教えてもらったことや自分の目で見たことをもとに簡単に紹介したいと思います。

元々は何のお祭り?

元々はケルト民族が秋の収穫を祝う祭事。古代ケルト人にとって10月31日が一年の終わりに当たるので、その日の夜から翌日にかけて盛大にお祝いをしていたそう。

また、その10月31日はこの世とあの世(霊界)の境目の扉が開き、死者の魂がこの世に戻ってくると言われています。そのために日本のお盆と比較されることがあるのですね。

ジャックオランタンとは何?

日本でもアメリカでもよく見かけるカボチャのお化け、ジャックオランタン(Jack-O'Lantern)ですが、元々アイルランドにいた悪人「ジャック」のランタンに由来するというのは今回初めて知ったことでした。

言い伝えによると、極悪人だったジャックは死後天国に行けませんでした。しかし生前悪魔と地獄に落ちないよう契約を結んでいたため、地獄への立ち入りも拒まれてしまい、この世とあの世の間をずっと彷徨って歩いているとのこと。ただ、この世とあの世の間の通路が暗いので、情けで悪魔にもらった火種を(アイルランドにたくさんある)カブをくり抜いた中に入れて灯篭代わりにしていたそう。

やがてアメリカが開拓され、この話も海を渡って伝わってきたのですが、アメリカにはカブよりカボチャがたくさん穫れたためカボチャをくり抜いてロウソクを入れてランタンにし、ジャックオランタンとしてアメリカの地に馴染んでいったそうです。

ハロウィンの日に繋がるあの世とこの世の間を照らしてくれる灯り、というわけですね。ちょっと怖いお話でした。

何で仮装するの?

六本木にはナース服やミニスカポリスの女性たちが出てくるハロウィンの夜ですが、アメリカでは元々ゾンビ、幽霊、魔女、吸血鬼などちょっと怖い仮装をするのが一般的でした。可愛い子供達も口から血を垂らしたような格好をしていたり。でもここ最近はディズニーキャラクターやスーパーヒーロー等の可愛い格好をする人が大多数のように見受けられました。

でもそもそも何故仮装するのでしょうか?

地元の方に教えてもらった事によると、ハロウィンはあの世から魂や悪霊がこの世に戻ってくる日なので、同じように魔物に扮することで悪霊に狙われないようにしていたそうです。要は仮装していないと悪霊に乗り移られると考えられていたのですね。

今はお祭りのために楽しく可愛い仮装をする子がほとんどのように思えますが、元々はそのような意味があると理解すると、ハロウィンがますます楽しくなります。

トリックオアトリートとは何?

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子供達がバケツを持って近所の家を訪ね、Trick or Treatと言ってお菓子をもらう。そんなイメージはありますよね。最近日本でもやる地域やパーティーがあるようです。でもそもそもその意味は?

Trickはいたずら、Treatはご褒美(お菓子)を意味するので、「いたずら?お菓子?どっちがいい?」→「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ」となるわけですね。元々は魔物が各家庭を周り、「Trick or Treat?(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ)」と言うわけですから、家の人は「Treat Please!(お菓子で勘弁して!)」と言ってお菓子をあげ、魔物に帰ってもらう、と言う仕組みだそうです。

最近ではその意味合いも薄れており、ただ子供がたくさんお菓子をもらえる楽しいイベントと化しているようなので、Trick or Treat?と言われたら"Treat please" "Happy Halloween"何と返しても間違いではないと思います。実際うちは無言で渡されたり、"Here you are"と普通に渡されたこともありました。

 

以上、前編ではそもそもハロウィンとは何か?について簡単にまとめてみました。

後編では実際に私たちがどのようなハロウィンシーズンを過ごしたかについて書いてみたいと思います。

髪の乾燥や広がりを抑える方法、ついに発見

こんにちは。

前から何度か書いていますが、カリフォルニアはとにかく乾燥しています。夏も、冬も、乾燥。なぜって滅多に雨が降らないから。本当にほぼ砂漠気候なのです。

乾燥すると喉もイガイガするし、体調も壊しやすくなるのですが、それ以上に私を悩ませているのが肌と髪の毛の乾燥です。

肌の乾燥については未だ自分で納得できる解決策が見つけきれていないので現時点では記事にしませんが、髪の毛に関してはついに!やっと!終着点が見えたので、まとめてみたいと思います。

 

カリフォルニアに来たら髪が爆発した

日本では梅雨〜夏は特に湿度が高くてベタベタ…前髪もぺったり、せっかくセットした髪も駅に着く頃にはふにゃふにゃ…そんな季節ですよね。

ところがこちらに来てみたら髪がチリチリになりおさまりが悪いったらありゃしない。モワッと、ぼさっと、まとまらない、広がる爆発ヘアに悩まされました。

爆発ヘアの原因

以下、個人的に思いつく原因を挙げてみます。

乾燥

先述した通り、カリフォルニアの乾燥が酷過ぎるため、髪の毛の水分もすぐ蒸発してチリチリになってしまう。

紫外線

紫外線が強過ぎる、本当に強い。帽子をかぶっていても毛先は日光に晒され、紫外線によるダメージでチリチリ。

硬水

日本は軟水、アメリカは硬水です。ヨーロッパほどではないものの、アメリカの水道水もミネラルが豊富すぎて髪の毛がバサバサになる気がします。

 

爆発ヘア対策

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上記の原因(恐らく)により、髪全体はボワっと広がり、チリチリ、パサパサ。とにかくまとまりが悪く、毛先は色んな方向に跳ね、絡まり、収集がつかない状態が数ヶ月続きました。

以下、私がとりあえずとってみた対策です。

アップにする

とにかく結ぶのが一番早い!と思い、しばらくは毎日結んでいました。ポニーテールやお団子などの完全アップ。まとめておかないと髪が広がりすぎて収集がつかず…。でも乾燥のせいか、いわゆるアホ毛もすごかったため、アップにすると「家事育児に疲れたオバさん感」満載でした。

巻いてみる/ストレートにしてみる

コテを使って巻いたり、ストレートアイロンでストレートにしたり。熱いプレートでスタイリングすることによって髪の毛が落ち着くかな…?少なくとも毛先が向かせたい方向を向いてくれるかな?と思い試行錯誤しましたが、時間がかかる上乾燥した髪に熱を加えて更にダメージが加速しただけでした。

 

アップも、アイロンも、どちらを試しても個人的に大満足には至らず…。しかも、外出時の応急処置的な対策にはなっていても、根本的な髪質改善には至りません。

ここはもしかして…やはり…少し投資するしかないのか?と重い腰を上げて新アイテムを導入してみることにしました。

 

ヘアケアを見直す

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小手先のテクニックでごまかすのではなく、根本的に解決していきたいと思った私。もうアラサーとも言えないイイ歳になってきたし、化粧品やヘアケア用品にもっと投資しないとな、とAVEDAの扉を叩きました。

(注:念の為お伝えしますが、私はAVEDAの回し者ではありません。笑)

初めてAVEDA専門店へ

AVEDAとは自然派ヘアケア用品やコスメを扱うアメリカ生まれのブランド。日本にも店舗や取扱ヘアサロンが多数あり、人気ですよね。私も日本で店舗を見たことがありましたが、昔から化粧品系の専門店ってどうしても苦手で。だってなんか色々口車に乗せられて売られそうだし?営業トーク聞かされて断れなくなりそうだし?そんなこんなでAVEDA製品は使ったことがありませんでした。

でも今回どうしてAVEDAを選んだか。それは、あの有名なパドルブラシを試してみたいと思ったからです。

AVEDAのパドルブラシ

日本でもよく雑誌などに取り上げられているこのブラシ。

頭皮マッサージにも良し、ただとかすにも良し!爆発がおさまる!とは聞いていて。今までは「ブラシで髪質が変わるわけないでしょ〜」と思い、お恥ずかしながらホテルのアメニティでもらったブラシをずっと使っていました。ヘアブラシに数千円とか高い!と。

でもあまりにも乾燥がひどく。美容室にも行けず。美容室代が節約になっている分、ヘアブラシくらい良いものを試してみようと買ってみたのです。アメリカでは27ドル、日本では3,000円。個人的にそれは高いと思っていました。

 

でも、結果・・・イイ!!

なんでもっと早く試さなかったのか。私は何をそんなに恐れていたのか。これに27ドルなんてお安いものです。

頭皮マッサージに気持ちいい

ブラシで頭皮をギュッギュッ、と刺激すると本当に気持ちよく、凝り固まった頭皮がほぐれて頭・顔に血が巡る感覚がわかります。恐らく、マッサージの習慣を続けると首や肩の凝りにも効果があるのでは?と個人的に期待しています。

髪の毛がサラサラになる

頭皮マッサージ継続の効果もあるかと思いますが、髪の毛をとかすだけでもとてもまとまりが良く、サラサラになります。すごい、なんで?魔法?ってくらい。日中髪のまとまりが悪くなってきたと思っても、とかし直すと再びサラサラです。

持ちが良い

AVEDAの店員さんはなんと、先日まで同じパドルブラシを12年間継続して使っていたそうです!びっくり!同じヘアブラシを12年なんて。12年経っても使えるほどしっかりした作りの良品ということですね。その店員さん曰く、そのブラシはシャワーを浴びながら髪の毛をとかすのにも使っていたため、内部に水がたくさん入ってしまっていたそう。シャワーを浴びながら使わなければもっと長持ちしたのでは?ということでした。すごい。

AVEDAのトリートメント

パドルブラシを買いに行って、トリートメントまで一緒に買って帰ってきてしまった私。決して押し売りされた訳ではないのですが、ブラシを買うときに髪の悩みを伝えたらヘアケア商品も勧められ…笑 でも、自分の意思で買ってきました。

目安として週に一度、シャンプー後にタオルドライしてから塗って6分ほど放置してから流すよう勧められました。パッケージには2〜5分放置と書かれていますが、店員さん曰く6分がベストで、でも逆に6分以上は何分放置しても変わらないそうです!

 

そしてその晩早速使用。使用中は正直その良さがわからず。自然の薬草?のような香りがそんなに良く感じなかったし、あまりテンション上がらないな〜高い買い物して失敗だったかな〜なんて思いながら洗い流し、ドライヤーをかけると…トリートメントの良さ発見!なんと髪の毛がウルウルチュルチュルでした。あまりにもウルウルトロトロのため、自分の髪を触りながら寝たほど。

つい前日までチリチリゴワゴワ乾燥ダメージヘアだったのに、一晩にしてこの変化。明らかにAVEDAのお陰でした。ありがとうー!!

その後週に1〜2回、少し乾燥が気になると先手を打つように使っています。

アウトバストリートメント

日本にいる時から使っているのはミルボンのディーセスエルジューダMO。今までは夜、シャンプー後にドライヤーを使う際に気が向いたら使っていた程度でした。ドライヤーの熱から守るために毎回使うべきなのはわかってはいたけれど、面倒な時は使わなかったり。

それを、この機会に「夜のドライヤー前」と「朝の寝癖直し時」の2回必ず使うようにしました。すると髪の収まりが更に良くなった気がします!

 

現在はミルボン製品を使っていますが、なくなったらアメリカでも買えるモロッカンオイルにしようと思っています。これは以前日本でも使っていたのですが、その際はオイルが重すぎるように感じて一本使いきった後リピートしていませんでした。でもこの乾燥バサバサカリフォルニアではちょうどいいのでは?と密かに楽しみにしています。

 

まとめ

私の場合、

  • AVEDAのパドルブラシ
  • AVEDAのトリートメント
  • アウトバストリートメントを1日2回に増やす

ことで脱・チリチリバサバサヘアすることができました。髪の毛がツルツルしっとりまとまっているって本当に幸せなことですね。おかげさまでもう5ヶ月近く美容室に行けていない髪型も爆発がおさまり、結ばなくても、巻かなくても下ろして過ごすことができています。

前から個人的に思っていたことなのですが、髪型さえきちんとしていればそれなりに見える気がしています。もう若くないんだし、これを機に髪の毛もきちんと労ってあげよう、これからも少しのお金と時間と手間をかけてあげよう。

 

最後にもう一度言いますが、私はAVEDAの回し者でもなんでもありません。ただ本当に気に入ったので書いてみました!

以上、カリフォルニアで爆発した髪の毛を抑えた方法でした。

息をするように相手を褒める

こんにちは。

子供を2人連れて歩いているからか、一歩家の外に出ると色んな方に話しかけられます。そして驚くのが、殆どの方が私たちのような地味〜で身なりも適当なアジア人親子を褒めてくれるのです。

私たちは決して雑誌に出てくるようなキラキラ親子ではありません。それなのに褒められる。これは私たちが良いのではなく、西洋人…特にアメリカ人の方々が驚くほど褒め上手なのです。

 

息をするように相手を褒める

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子供を褒める

幼稚園の送り迎えで、スーパーで、アパートの中庭で、道を歩いていて…とにかくどこでも褒められる。日本でも赤ちゃん連れで外を歩くとおばあちゃんに「今が一番可愛い時よねぇ〜」とか言っていただくことは多々ありますが(それが本当に褒め言葉なのかはさておき)、頻度で言うとその比ではありません。

"Hi beautiful"(可愛い子ちゃんこんにちは)

"She's such a happy baby!"(とてもご機嫌な赤ちゃんね)

と挨拶で言われるのは日常茶飯事。

知らない方からも容姿、態度、何から何までとにかく褒めていただけます。

しつこく言いますが、決してうちの子たちが特別秀でているわけではありません。ただ単に、こちらの方々が長所を見つけることと、またそれを言葉にして褒めてくれることが上手いのです。

息子がスーパーで子供用のカートを押していれば「カートの押し方が上手いのね」「お手伝いして偉いわね」「お母さん想いでかっこいいわね」「将来運転が上手になるわね」等々。

娘がカートの座席部分に大人しく座っていれば「良い子で座っていて偉いわね」「座っているだけで可愛いわね」「お母さんのお買い物の手伝いをしていて偉いわね」「可愛い可愛い可愛い・・・」等々。

大人も褒められる

褒められるのは子供だけではありません。アメリカに来てまでして上下ユニクロで白髪も染められていない二児の母(私)でさえ褒めていただけます。

容姿のこと、笑顔のこと、頑張って英語で話していること、子供に対する態度のこと…。

そんなに褒められるようなことはしていないのに!何だかくすぐったい。日本にいた時は人に褒められることなんてなかなかなかったのに。特に見知らぬ方や、朝少し会うだけの幼稚園の保護者とか、スーパーのレジの方。本当にこんなおばちゃん(私)を褒めてくれます。

 

褒めて伸ばす教育

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幼い頃から褒めて褒めて褒めまくる

日本でももうここ何年も「怒らない育児」とか「叱らない育児」と言う言葉を聞きますよね。私は詳しくはないのですが、その方針の根底にあるのは恐らく「悪いところを叱るのではなく、良いところを褒めて伸ばそう」という想いなのではないかと思います。

それを何十年も前から自然に実践しているのがアメリカ人。…と言ってもアメリカ人が怒らないわけではないのですけれどね。アメリカ人、あまり怒鳴ったりはしませんが、大きな声ではっきりとお説教し、子供に自分一人で落ち着く時間を与えて反省を促し(time out)、あとは良いところを褒める。褒めまくる。長所や良い行いを褒めることによって、子供自身ももっとそのように行動しようと学ぶ。

個人的にはアメリカ人流育児がベストだと思っているわけではないのですが、その

・褒めて伸ばす

・子供に自分で考えて反省する時間を与える

という点においては大いに参考にしていきたいと思っています。

先生にもとにかく褒められる

褒めるのは親だけでなく、学校や習い事でもとにかく褒められます。先生方はどのような些細なことでも、少しでも良いところを見つけて褒めてくれます。そして、褒められた親も謙遜せずに「ありがとう」と受け止めたら、「そうなんです先生!!」と同調している。逆に「いえいえそんなことはありません」なんて言おうもんなら変な顔をされます。

そうして親からも先生からも認められて、褒められて成長していくのが、自己肯定感の強いアメリカ人なのかな…と思います。

子供が自分に自信を持つこと、自己肯定感を高めていくことは大切なことだと思うので、私も自分の子供たちを褒めて、積極的に長所を見つけてそれに自信を持たせてあげるような育て方をしたいと思わされます。

 

褒め上手なアメリカ人と、褒め下手な私

褒め上手なのはどうして?

長々と書いてきたように、アメリカ人の方は本当に褒め上手な方が多いです。息をするように褒め言葉を口にする。褒める語彙力も豊富だし、考えなくてもスラスラと出てくる。

一方私はどうでしょう。これは多くの日本人にも言えることなのではないかと思うのですが、相手を褒める言葉がそんなにスラスラ出てこないんですよね。例えば初めてお会いする方が素敵だと思っても、初対面でいきなり

「ワオ!素敵ですね。髪もサラサラで美しいし、洋服もセンスがいいし、色合いも季節感が出ていておしゃれ。あなたにとても似合っていますね。」

なんて言えない。でも、アメリカ人は結構言えちゃう。

どうしてでしょう。どうしてこんなに違うの?

それってきっと、自分が褒められて育っているか、そうでないかの違いなのではないでしょうか。自分が幼い頃から何パターンもの褒め言葉のシャワーを浴びて成長しているから、褒められることが喜びに繋がることも知っているし、褒め言葉のパターンも覚えている。褒められることが当たり前だから、相手も褒めようと思う。

やっぱり、自分がされて嬉しかったことは自然と相手にしてあげたいと思うものですよね。そして実際それを行動に移せるかどうかは、「されて嬉しかったこと(この場合、褒められること)」を「された頻度」によるのかと思います。

褒め上手になるために

現状の私は、情けないことに褒められたら褒められっぱなし。朝幼稚園でお友達のお母さんに会い、

"Wow, I like your sweater! Is that new?"(あなたのセーター素敵ね。新しいの?)

とか言われても、

"Thank you, yes it's new!"(ありがとう、そう、新しいの。)

くらいしか答えられません。そして会話終了。チーーーン。

数秒後に「あぁ、私も相手の方を褒めれば良かった」とは思うものの、なかなかとっさに褒め言葉が、しかも英語で、出てこない…。

こんな自分を変えるためにはどうしたらいいだろう?

まずは、相手に褒められたら同じようなことを褒め返すところからはじめたい。先程の例だと

"Thank you, yes it's new! I like your sweater too though, it looks so comfortable!"(ありがとう、そう、新しいの。あなたのセーターもいいな、着心地が良さそう!)

とか、なんだっていいから…とにかく何かひとつだけでも自然に返せるようになりたいです。慣れたら自分から褒め言葉を言えるようになるといいな。

そして、自分の子供も褒めて褒めて褒めまくって育てて(私はもちろん怒りもするけれど!)、いずれは自分の子供が周囲の人に褒め言葉を伝えられる人間になってくれることを目標にしたいと思います。

 

以上、アメリカ人の褒め上手な部分を見習いたいな…という話でした。

アメリカの幼稚園⑨ 〜アメリカ人のおやつとBirthday Snack〜

こんにちは。

カリフォルニアの公立小学校付属Transitional Kindergarten(以下TK)シリーズの続編です。長くなってきましたが、もうすぐ終わりです。この一連の話、興味ない人には本当に面白くない内容だし、一体どこに需要があるのか…書く意味はあるのだろうか…と自問自答しながら書いています。でも自分の記録を取りつつ、いつか、どこかで、アメリカの幼稚園にお子さんを入れようとしている方のお役に立てる日が来ることを祈りつつ…今日も書いてみようと思います。

 

さて、初日についての記事にもアメリカ人のお弁当やおやつについて記載しましたが、今日は幼稚園に1ヶ月半通って見えてきたアメリカ人のびっくりおやつや、Birthday Snackの風習についてです。

 

幼稚園に持参するおやつ

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おやつの時間がある

アメリカでは幼稚園でも小学校でも、午前中の休み時間(Recess)でおやつ(Snack)を食べる時間が設けられています。

学校にもよりますが我が子の幼稚園ではそのおやつがHealthy snack(健康的なおやつ)であるよう指示が出ています。要は糖分が多いチョコレートやカップケーキは禁止で、フルーツ・野菜スティック・チーズ・クラッカー・シリアルバー・プレッツェル等が推奨されているのです。カリフォルニアは果物や野菜がとにかく安くて新鮮で美味しい!しかもオーガニックのものも豊富!健康的なおやつにしやすいです。

アメリカ人に人気のおやつ

朝登園すると教室の前におやつを入れるカゴがあるので、そこに我が子の分を入れる際に、たまにこっそり他の子のおやつを覗いています。性格悪い姑みたいですね、すみません。

そこから推測する人気スナックランキングは

  1. シリアルバー
  2. クラッカー
  3. フルーツ

といったところでしょうか。普通に市販のシリアルバーや小袋のクラッカーに油性マジックで名前を書いてポーーーンと放り込まれているパターンが多いです。

実際にあった、嘘みたいなびっくりおやつ

そしてクラスの子が実際に持ってきていて、個人的に驚いたスナックランキング

  1. 韓国のり(小分けパックに直接名前)
  2. バナナ丸ごと1本(皮に直接油性マジックで名前を書いてカゴにIN)
  3. 棒付きキャンディー(これのどこがhealthy snackなんだろう)

最初これらは二度見しましたよね。可愛いお弁当箱に詰めたりするのは日本人くらいですよ…。日本人って本当にすごい。キャラ弁なんてすごすぎて尊敬に値します。私は作れないから…。ちなみにうちは大抵ただのタッパーにフルーツ2〜3種とプレッツェルを詰めています。アメリカ人のことどうこう言えない(笑)

先生に棒付きキャンディーをもらった日

ある日息子を迎えに行ったらクラス全員棒付きキャンディーを舐めながら教室から出てきたことがありました。しかもアメリカあるあるの、舌が真っ青になるような着色料まみれのキャンディー。

「え?そのキャンディーどうしたの?!」と聞くと、「先生にもらった」とのこと。きっと何かしらのご褒美的な位置付けなのだと思います。

それにしても日本で幼稚園の年中児に先生から棒付きキャンディーを配り、しかもその場で舐めさせるってなかなか考えられないような…。学校側も、砂糖が少ないhealthy snackを持って来いと言ってる割にキャンディーは配るんだなぁと。アメリカ人的にキャンディーはhealthyなのでしょうか?

 

Birthday Snack

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誕生日にはBirthday Snackを持参し、クラスのみんなをもてなす風習があります。学校によってはお母さんがカップケーキを焼いて持ってくる…なんて素敵なところもあるようですが、うちの幼稚園ではhealthy snackをクラスの人数分小分けにして持参し、朝のうちに担任に渡すことになっています。

最初は「え?誕生日なのに自分がお菓子をプレゼントするの?みんなからもらうんじゃなくて?」と思ってしまったのですが、アメリカ人はお誕生日を迎える側がみんなをもてなすんですね。「祝ってくれてありがとう」という気持ちの現れなのでしょうか…?

我が家の場合

息子の番の時は以下のBirthday snackを人数分ラッピングして持って行きました。

果たしてグミがヘルシーなのか?!ということは売り場で5分くらい悩みましたが…。意外と小分けのヘルシースナックって難しいのと、オーガニックと書いてあればなんとなくヘルシーな気がしてしまうので(笑)、それで良しとしました。

 

1人当たり約2.5ドルのセットを、クラスの24人分。計60ドル(約6,700円)也。ぐはっ…結構な出費。

クラスメイトの場合

新学期になってから色んな子が誕生日を迎え、Birthday snackを持ってきました。誕生日第1号の子が豪華なsnackを持って来たのでみんななんとなく右に倣ったのかは定かでありませんが(うちは完全に参考にさせていただいたタチです)、大体みんなお菓子と飲み物のセットを持ってきます。

いくつか例を…

  • フルーツ+チーズ+クラッカー+ジュース
  • クラッカー+グミ+ジュース
  • グミ+消しゴム+シール+ブレスレット+水
  • クッキー+鉛筆+シール+ジュース

等々…。消しゴムやシールなど、もはやsnackでないものもチラホラありましたが、意外とその方が息子は喜んでいました。

アレルギー対策

おやつを持参するとなると、気をつけなければならないのがアレルギー。クラスに何かしらのアレルギーがある子がいるとそれを除去したsnackを揃える必要があるので、事前確認必須です。

余談ですがアメリカにはピーナッツアレルギーの子供が多く、しかも重篤な症状を引き起こすことが多いアレルゲンなので学校も慎重になっています。学校のカフェテリアには"Nut-Free Table"と書かれたナッツアレルギーの子専用のテーブルがあり、テーブル上に絶対アレルゲンとなる食材が乗らないよう細心の注意が払われている模様。

教室以外でも…

このBirthday snackをあげる習慣、幼稚園や学校だけでなく、習い事の場でも適用されるようです。息子は最近こちらで習い事を始めたのですが、そのクラスにもお誕生日の子はsnackを持ってきて配っていました。

 

 

以上、幼稚園におけるアメリカ人と「おやつ」についででした。

幼稚園シリーズはこれで一旦お休みです。また息子を通わせる中で何か面白い気付きがあれば投稿していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

アメリカの幼稚園⑧ 〜授業とShow and Tell〜

こんにちは。

先日ついに雨が降りました!そう、南カリフォルニアでこの季節めったに降ることのない雨が!私達がアメリカに来てからの数ヶ月の間で初めてちゃんと降った雨です。実際は一度だけ、5分間小雨が降りましたが、それ以来初。

学校のイベント中(屋内)にいきなり雷雨になったのですが、先生も保護者も児童も、「ギャー!!雨!!雷!!オーマイガー!!」と大声で叫び、その場でグルグル回る。それだけこの地域の方は雨に慣れていないのでしょうか…?でも、深刻な水不足問題を抱える南カリフォルニアとしては正に「恵みの雨」なのです。

 

さて。カリフォルニアの公立小学校付属Transitional Kindergarten(以下TK)シリーズの続編です。

 

Back to School Nightで幼稚園の時間割が配られたのですが、それを見て私はびっくり!というか幼稚園に配るほどの時間割があることにびっくり。きちんと授業があり、一日の間にやることがあらかじめ決められているではないですか。

日本で通っていた保育園にも一日の流れはあり、何時に外遊びをし、何時にお昼を食べ、何時に英語の先生が来て、何時に帰りの会をし…ということは決まっていましたが、それは授業の時間割といったイメージではなく、もっとザックリとしたものでした。それに比べて息子が入園したTKではまるで小学校のような授業が組まれていたのです。

 

時間割公開

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実際の時間割

実際授業が行われる時刻は省略させていただきます。

絵本/自由活動 絵本/自由活動 音楽 絵本/自由活動 絵本/自由活動
算数 算数 図工 算数 コンピューター
Show&Tell Show&Tell 図書 Show&Tell Show&Tell
中休み 中休み 中休み 中休み 中休み
国語 国語 国語 国語 国語
昼食 昼食 昼食 昼食 昼食
降園 降園 降園 降園 降園

「授業」がある

お気付きでしょうか。上記時間割の水色のマス部分は全て「授業」です。小学校のように先生が児童に向けて授業をするというわけです。

「算数」と言ってもTKは日本でいう年中クラスなので、道具を使って数字の概念を理解したり、数字を書く練習をしたり、プリントを解いたり。プリントは児童がそれぞれ楽しく工作しながら数字について学べるようなものもあれば、「5+0=?」「0+1=?」など、足し算の入り口になるような問題も書かれていたり。(そもそもゼロの概念って日本ではいつ習うっけ…)

日本の年中さんでも自宅学習や幼児教室などの習い事を通してこのような算数を身に付ける子もいるのは見聞きしますが、公立の幼稚園で「授業」として取り入れることってあるのでしょうか?少なくとも我が子がお世話になっていた私立保育園ではなかったので、正直驚きました。息子は楽しそうにプリントをこなしているので良かったです。

 

ちなみに「コンピューター」の授業はクラスに10台ほどあるiPadを皆で共有し、iPadを使いながら学習したり、ITリテラシーまで教えてもらえる授業です。それにしても年中クラスにITリテラシーを教えるだなんてすごい時代だわ…と昭和産まれの母はまたもやびっくり。でもこれからの時代、このくらいの年齢からそのような情報に触れていくことが大切なのかも知れませんね。

Show and Tellとは??

さて、時間割で気になる(?)のがShow and Tellの文字ではないでしょうか。うちの幼稚園では水曜以外毎日その時間が設けられており、各自指定の曜日に自分のShow and Tellを行います。

 

Show and Tell

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Show and Tellとはプレゼンテーション

簡単に言うと、児童が好きなものをプレゼンする時間です。各自好きなおもちゃなどを持参し、クラスの前に立ってそれを数分プレゼンするのです。

例えば週末に行ったディズニーで買ったぬいぐるみを持参するとします。すると、クラス全員と先生の前に立ち、ぬいぐるみを見せて(Show)、週末ディズニーに行ったこと・誰と行ったか・何が楽しかったか・どうしてそのぬいぐるみを買ってもらったか、などを発表(Tell)するのです。発表が終わるとクラスメイトや先生から質問が来るので、それに答え、プレゼン終了となります。

こちらの子供達は3歳のPre-school時代からShow and Tellに慣れているのと、自分の好きなおもちゃなどをクラスの子達に自慢できるのが嬉しくて自分の担当日は朝からウキウキしています。登園と同時に周りの保護者や友達に自主的にShow and Tellを始めてしまう子もいるほど。

さすが、アメリカ人はこうして幼少期からプレゼンスキルを磨いているわけですね。そりゃあ話術で敵わないわけです。私より息子のクラスメイトたちの方がよっぽどプレゼンスキルが上です。笑

我が子の場合

先述の通り、多くのアメリカ人の子供達にとってShow and Tellは楽しいイベント。ところが英語が話せない我が子にとっては苦痛でしかありません。毎週担当曜日前夜は半泣きで練習し、当日の朝も泣きべそをかきながら登園し、結局ほとんど喋れずに落ち込んで降園する…というのが今のところお決まりのパターンです。

あまりにも辛そうなので先生に報告したところ、「彼の意志を尊重したいので、やりたくなければやらなくても良い」となんともアメリカらしい優しい答えが。

でも…一度「今週嫌ならやらなくてもいいよ」と伝えてしまうと、そのまま毎週逃げてしまう気がするので、我が家では心を鬼にして他のクラスメイトと同様に毎週やらせています。頑張れ息子。強くなるんだ。英語力だけでなく、精神力がかなり鍛えられるのがこのShow and Tellです。大勢の前で自分の思いを説明できるような子に育っておくれ。表向きは鬼母だけど、陰ではものすごく心配して胃をキリキリさせている私です。

 

授業以外の特色

水色部分の「授業」以外にもアメリカらしい特色がいくつかあるのでご紹介を。

Pledge of Allegiance

学校では毎朝始業前にPledge of Allegiance(忠誠の誓い)を唱える時間があります。

クラス全員で起立し、教室内のアメリカ国旗の方を向き、右手を左胸に当てて以下の文を暗唱します。

I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.
(私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います) 

              -- Wikipediaより

最初は私も驚きましたが、こうしてアメリカでは幼い頃から愛国心を育む教育をしているのですね。そして訳も分からず周りの真似をする我が子。笑 うちはアメリカ人ではないけれど、自分の国に誇りを持つことを学んでくれれば良いなと思っています。

ちなみにこのPledge of Allegiance、学校だけではなく様々な公式行事の開会前に行われるもので、アメリカ人なら老若男女全員言えるはずです。

 

余談ですが、アメリカではスポーツ試合などの開始前には全員起立し、同じく右手を左胸に当てて国歌を斉唱します。先日野球観戦に行った時ちょうど国歌斉唱のタイミングで売店に並んでいたのですが、売店は大行列&間も無く始まる試合に間に合わないためお客さんたちもイライラしていたにも拘らず…国歌のイントロが始まった瞬間厨房もレジもスタッフ全員が整列して右手を左胸に当てて国歌を斉唱し始めたのでびっくり。アメリカ初心者の私は「えーー!それより早く目の前のお客さんさばいてよ!」と思ってしまったのですが、でもアメリカ人にとってはこれが当たり前なのですよね。勉強になります。

Snack

毎日中休み(Recess)の時間帯に自宅から持参したおやつを食べます。日本にいた頃は保育園で自園調理の給食とおやつにお世話になっていたので、最初は毎朝お弁当もおやつも用意するペースがつかめずにてんやわんや。でも今では子供が何をどのくらい食べているか把握できるし、安心しています。

おやつやお弁当の内容についてはまた別記事にまとめたいと思います。

避難訓練

多い時期には月3回も避難訓練が予定されています。何をそんなに訓練することがあるの?!とも思いましたが、配信されるニュースレターで詳細を確認してみると、火災訓練・地震訓練・ロックダウン訓練とありました。

ロックダウン訓練とは、例えば近隣や校内で銃撃事件があった時など、生徒の命を脅かす事件が起きた時のために学校の門や全ての扉をロック(施錠)して隠れ、生徒の命を守る訓練のこと。アメリカは銃撃事件などが後を絶ちませんし、常にそのような事件のリスクがあるので、治安の良い地域とはいえ万が一の事態に備えてそのような訓練を行うのが大切なのですね。日本人としては、そのような訓練をしないといけないこと自体が正直怖いです。

 

以上、幼稚園の「授業」、Show and Tell、そしてその他アメリカならではの特色についてでした。

アメリカの幼稚園⑦ 〜先生がオシャレすぎる&女であることを忘れないということ〜

こんにちは。

最近いよいよ涼しい日が増えて参りました!日中はまだまだ半袖で大丈夫ですが、朝晩は羽織りものが欲しい。

それにしても幼稚園の送り迎えで毎日同じお母さん達と会うのですが、みんな昨日までタンクトップにショートパンツだと思っていたら翌日いきなりモコモコパーカー着ていたりするんですよ。極端!!それでも足元はビーサンだったり。

少し涼しい朝、モコモコパーカー+ジーンズ+ビーサンのお母さんがいると思えば、隣にはタンクトップ+ショートパンツ+ロングブーツのお母さんがいたり。寒いんだか暑いんだか。ちょっとアメリカ人の体感温度と言うか季節を反映したファッションというか…その感覚にまだまだついていけない私です。

 

さてさて。カリフォルニアの公立小学校付属Transitional Kindergarten(以下TK)シリーズの続編です。

  

Back to School Night、初日、そして通い始めて数日経った頃確信しました。幼稚園の先生がオシャレすぎてびっくりする!ということに。

 

幼稚園の先生がオシャレすぎる

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「幼稚園の先生」の一般的なイメージ?

日本で幼稚園や保育園の先生というとどのような格好をイメージしますか?夏場ならTシャツやポロシャツにジーンズ、足元はスニーカー、エプロンをする園もあったり。アクセサリーはほとんどしていないし、メイクだって薄めか、すっぴんの方が多いイメージ。髪は動きやすいようにまとめられている。とにかく「子供と遊びやすい」「動きやすい」格好であることに重点が置かれているように思えます。

実際の先生のファッション

では、実際に息子の担任の先生がしていて私が驚いたファッションをどうぞ!

・膝上のタイトワンピース + 推定7cmヒールのウェッジソール

・オフショルトップス + ダメージジーンズ + ヒール

・背中ガッツリ空きトップス + 繊細レースの膝上スカート + ヒール

等々…。

そしてサングラス、巻き髪、ジャラジャラアクセサリーは定番アイテム。すごいオシャレさん。推定年齢40歳くらいです。アラフォーの星!

 

我が子の担任が特殊なわけではありません。隣のクラスの先生はいつも膝上のタイトスカート(大体花柄)に8cm以上のヒール、大ぶりのピアス、ハイブランドのハンドバッグ、極め付けには5メートル離れていても香ってくる香水付きです。

 

私は決して先生のこのようなファッションを批判したいのではありません。個人的には、ちゃんと子供達を見ていてくれて先生の役割を果たしてくれるなら、オシャレな先生大歓迎です。(密室で子供達と過ごすのに香水のつけすぎはどうかと思うけど…。)ただ、純粋に、すごいなぁと。しかも絶妙な丈とか素材とか色使いとか、すっごくオシャレなんです。毎朝こっそりファッションチェックしています。

同じ女性として憧れちゃうようなファッションセンスなのですが、幼稚園の先生がそれで動けるの?そのヒールで子供達追いかけられるの?と思いますよね。私も最初はそれを心配しました。ところが、アメリカの幼稚園の仕組みがわかってくると同時にそのような心配は無用だと気付いたのです。

担任はあくまでも教育者

そう、以前も少し書きましたが、幼稚園と言えども担任はあくまでも「教員」「教育者」なのです。だから先生は「授業」を行うだけ。子供達を追いかけたりはしない。だからスカートだってヒールだって問題ないのですね。

じゃあ休み時間の先生・児童はどうしているの?と思ったのですが…どうやら、先生は教員室でコーヒーを飲んだり、本当に「休憩」していて、子供達はボランティアやヘルプの先生方が見守る中園庭で自由に遊んでいるそうです。

ちなみに給食やおやつの時間も担任の先生は別行動とのこと。休憩時間は先生もしっかり休憩を取るのですね。オンオフがきっちりしていて何ともアメリカらしいというか…。

 

アメリカ人は「女であることを忘れない」?

私:「お母さんだから仕方ないよね」

私は子供を産んで自分の見た目に以前ほど気を遣えなくなってしまいました。単純に時間や自分に回せるお金、精神的余裕のなさが主な要因なのですが、正直「手を抜いても『お母さん』だから許されるよね?」と思ってしまっている部分があります。極端に言うと「女捨ててるけどお母さんだから仕方ないよね」です。子供を産んで以来、鏡に映る自分の劣化した姿を見る度に「仕方ない」と言い訳をして生活してきました。

甘えかも知れませんが、日本ではそれで許されるような風潮もありませんか…?(あ、ないですかね…ゴメンなさい)

住んでいる地域や環境にもよるかも知れませんが、逆に児童館や公園にバッチリメイク、盛り盛りの髪の毛、こってりネイルで行くと浮いたり。またお年寄り世代からも、一部男性からも、母親たるもの育児に専念できる格好をせよと言う無言の圧力を感じたことがあるのは私だけではないと思います。

アメリカ人女性:「永遠に女である」

現地の方に聞いてみたところ、アメリカの女性は「女であることを忘れない!」とのこと。母になったから、幼稚園の先生だから、とのような理由でオシャレの手を抜いたりはしないのだそうです。そして夫やパートナーがそれをきちんとサポートしてあげる。

息子の担任の先生を見て「なるほど…」とうなると同時に、鏡に映る自分の姿から目をそらしたい気持ちになるのでした。

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↑ "It's not how good you are, it's how good you want to be." …しびれる!!

 

私も…頑張れる…かな?どうかな…。まずはダイエットから…明日から…。笑

 

以上、幼稚園の先生がオシャレすぎてビックリした話でした。

次回は幼稚園の「授業」やShow and Tellについてお伝えしたいと思います。

セルフ白髪染め、再び

こんにちは。

毎日ひたすらバタバタと過ごしており、なかなか更新できないうちにもう10月…。

アメリカでは8月下旬からハロウィンデコレーションが店頭に並び始めましたが、10月に入った今はもう、店頭で特大カボチャやデコレーション、コスチューム等が叩き売り状態です。

 

さて、今日は再び白髪染めの話を。

8月中旬に初めて自分で白髪染めをした件を記事にしていたのですが、その時は

「仕上がりは成功だけど私が不器用で大変だったから、次回からは美容室のお世話になりたいな」

と結論づけていました。

ちなみに、アメリカに来るまではずっと2ヶ月スパンで美容室で染めてもらっていたので、私の中では大体以下のような予定で白髪を染め続ける予定でした。

 

8月  :初のセルフ白髪染め

10月:渡米後初の美容室(カットカラー)

12月:セルフ白髪染め

以後日系美容室でのカットカラーとセルフ染めを2ヶ月おきに繰り返し、美容室は4ヶ月に一度、セルフ含めてヘアカラー自体は2ヶ月に一度行おうと目論んでいました。

 

ところがどっこい。

そう簡単にはいかなかったので、(残念ながら)またブログを更新するに至ったのです。

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色落ち問題

1週間で色落ちを自覚

セルフカラー翌朝

染め残しを約2本発見。これは完全に私の技術不足によるもの。

数日後

ブログに前回の記事を書いてみるにあたり再度髪をめくってよーく観察してみたところ、染め残し(?)を合計5本程発見。

あれ?増えてる?とは思いましたが、これも偏に私の技術不足により染めきれなかった白髪であって、染めた翌朝には見落としていたのだろうと思いました。

そしてブログ更新 → 初めて自分で白髪を染めた話

セルフカラー後1週間経過

おかしい。明らかに白髪が増えている。

しかも新たに伸びてきている白髪(つまり根元数ミリ)が目立っているのではなく、根元2〜3センチ程白い髪の毛がかなり目立つようになってきたのです。

これは…ズバリ…色落ち。

あれだけ苦労してセルフで染めた白髪部分が色落ちして、元々の状態に戻ってきているということですよね。

そして3週間後

恐らくほぼ元通りになったと思います。根元3センチほどが金髪〜白髪。今まで美容室で染めてもらっていた時は、一度カラーした部分は色落ちが全く気にならず、白髪が目立つと言っても新たに伸びた部分が白いだけでした。

つまり、美容室で染めた白髪部分は色落ちしない(しにくい)のに、セルフで染めた白髪部分は3週間で元通り…。

あれだけ頑張って染めたのに〜。正直がっかりです。

私の技術不足だったのでしょうか。それとも、セルフ染めとはそういうもの?

 

どうする、私の白髪

流石に根元3センチ分の白髪が目立つ髪で生活するのは気が引けて。表面に出る部分も結構白いですし、髪を結ぶと更に目立つ。でも3ヶ月以上美容室に行っていない上、水や紫外線のせいかこちらに来てから髪の毛がバッサバサ。綺麗に下ろしておける状態ではない。

さぁ、どうする。私はまた「美容室に行くか」「セルフで染め直すか」の選択肢を迫られることになったのです。

美容室に行くべきか

行きたい。本当は行きたい。

でも日系美容室は色々事情があって今すぐには行けない上、どちらにせよ2ヶ月に一度の頻度では行けない。

ごく近所しか運転できない私は自力でたどり着けない&子供2人を預けるハードルよ…涙

 

以前の記事でアメリカの美容室に行きたくない理由を書いたのですが、それでも、白髪に悩まされるくらいならアメリカの美容室で我慢できるかも!と地元の美容室も色々調べました。

アメリカの美容室にもそれなりに良さそうなところが沢山あります。オシャレで、流行に敏感そうで、カットもカラーも得意と謳っていて、ホームページにアップされているスタイル写真も良くて、口コミも良い。

日本ならそれだけで確実に予約取ります。でも、ここはアメリカ。そのような場所は地元民には良くても、日本人の髪とは相性が悪いと色んな方に止められ…私も諦めました。冒険している時間とお金と精神的余裕は、ない!

 

というわけで、やはり美容室にお世話になれるのはまだまだ先のようです。

そうだ、セルフ染めしよう

性懲りも無く、やってみることにしました。セルフ白髪染め、再び。

だって、根元が白くて目立つんだもの。確かにもう2児の母ではあるし、誰も見ちゃいない!と言われればその通りなのだけれども、まだまだ諦めたくないのです。

今回は2度目なので前回より手際良くできるのでは?と、夫に子供達を見てもらっている隙に「15分で塗り終えるから!」と宣言してよーいスタート!

 

そしてセルフで白髪染め、再び

カラー剤を塗る

2度目なので、それはそれは初回より楽に、早く塗れました!とは言えまた肩にも腕にもデコルテにも、なんなら頬にも染料が飛んで丸一日落ちませんでしたけれど…。これは私が「えいっ!適当に塗ってやれ!」とだいぶ大雑把に塗った影響が大きいです。

余計なヘアダメージを避けるため、白髪が目立つ部分だけにカラー剤を塗り…放置している間に子供たちをお風呂に入れる。 

注:メーカーの説明書には、カラー剤を塗って時間を置いている間に入浴は避けるように書かれています!(お風呂の蒸気で染料が流れてくるのを防ぐため)

カラー剤を流す

子供達を上らせた後、狭い狭いユニットバスのお湯を抜いてから髪の毛を流し始めました。前回書いた通り、染料がバスタブや壁に飛んだら落ちないので慎重に慎重に…。その後シャンプーを2回し、トリートメントして終了!

前回染めた時は果てしなく時間がかかったのですが、今回は塗るのに10分、流すのに5分?くらいでできました。

 

カラー、その後

実は2回目のセルフカラーをしてから既に10日程経っています。

その結果…。なんのデジャヴでしょうか。

翌朝に染め残しを2〜3本見つけ、数日後に根元3〜4cm白い白髪を5〜6本見つけ、現在10日後にはだいぶ元通りに近い状態になりました(笑)

まぁ、わかってはいたのです。前回と同じ結果になろうことは、予測済みでした。

でも私の白髪があまりにもみっともなかったから…我慢できずに手を出して。歴史を繰り返させたというわけです。

 

しかも、市販のカラー剤でセルフ染めを繰り返したせいでしょうか、根元周辺のダメージとうねりとアホ毛がすごい!ただでさえアメリカの水質と紫外線でバッサバサだった髪質が悪化したように思えます。あーあ。

でもきっとこれからも私はセルフ白髪染めを繰り返してしまうのでしょう。例え結果が見えていても。二度やる事は三度やると言うとか言わないとか…。

 

これだけ長々と書いて何が伝えたいかというと、つまり、早く日本の美容室に行きたいです、ということです。おしまい。